こんにちは!
チエノワです。
味噌作りのために、
米麴を作ってから、
麹を使った調味料やら、
スイーツやら作ってみました!
いろいろ試していくうちに、
米麹づくりから発酵そのものについて、
興味が湧いてきて、
本を買っちゃいました!
今回は、その本のご紹介です。
(「発酵」のことが一冊でまるごとわかる)齋藤 勝裕著 2019年
発酵についての入門書みたいな感じですね。
入門編なので、サクサク読めました。
なので、
読み終わるまでに、
そんなに時間はかかりませんでしたね。
味噌や醤油、日本酒や焼酎
ハムやヨーグルトなど、
いろいろな発酵食品があります。
食品以外にも、
農業の土壌改良や、
はては
石油を作る微生物までいるだとか!
面白いですね~!
発酵にかかわる菌や、
カビなどの微生物なくして、
日本の食文化はあり得ませんね!
それがよくわかりました!
発酵とは「人間にとって有益な微生物の活動」のことを言います。つまり、微生物の力を借りて、食品を私たちの好みの形に変えることです。
しかし、微生物は必ずしも、私たちの好みを聞いて、その通りに変質させるわけではありません。場合によっては、微生物によって食品が有害なものに変質してしまうことだってあります。このような場合には発酵といわず、腐敗といいます。
ですから、発酵と腐敗は科学的には同じ現象ということができます。
見た目は全然違うけど、
発酵と腐敗は、同じ現象というのも驚きでした!
どちらにしろ、
人間は微生物の力を借りているんですね!
腐敗は人間にとっては、
食べられなくなるので、
有害扱いになってしまうけど、
彼らの活動があって、循環していくのでしょう。
わたしは、
地球環境に対する配慮についても、
人にとって有用な微生物はいいもので、
有害なものは悪として、
抗菌や除菌と称し、
排除するという考え方には、
問題があるように感じています。
本書の前説にもあるように、
本書は、このような素晴らしい発酵の世界を科学的な見地からご紹介試みです。お読みいただいたら、発酵の有用さ、素晴らしさに目を見張り、そのような働きをしてくれる微生物にいとおしささえ、感じられるかもしれません。
目には見えない彼らを、
知らずに怖がるのではなく、
逆に
いとおしさを感じる?のは、
無理だとしても、
もう少し知る必要があると思うんですね。
そんなきっかけを与えてくれる本でした。
ありがとうございました。
ではでは~