チエノワの読書と暮らし研究所

正解のない世界で楽しく生きる!

グレート・リセット

もう変化するしかないよね!

 

こんにちは!

 

チエノワです。

 

パンデミックと言われる状況が始まって、一年以上経ちますね。

 

大体どんなものなのかわかってきているのに、

 

未だになんでこんなに騒いでいるのか?疑問だったんですよね。

 

もちろん、日本以外のほかの国のことは分かりませんけど。

 

 その答えになるかわからないけど、読んだ本のご紹介。

 

 

パンデミックが引き起こした深刻な危機によって、経済や社会がどのように機能し、なぜ機能しないのかを考える機会がたっぷりと与えられた。その審判は明確だろう。私たちは変わる必要がある。というより変わるべきなのだ。だが、変われるだろうか?過去の過ちから学べるのか?パンデミックをきっかけに、明るい未来が開けるのか?地球全体に秩序をもたらすことができるのか?シンプルに言おう。グレート・リセットをやるのか、やらないのか?リセットは野心的な挑戦だ。野心的過ぎるかもしれない。それでも、やらないという選択肢はない。”

           

”莫大な数の感染者、それにその家族やコミュニティにとって、新型コロナウイルス感染症は一人ひとりを襲う大災害であることは間違いない。ただしグローバルな視点で見て、世界人口における影響を受けた人数の割合から言うと、コロナ危機は(今のところ)2000年の歴史を振り返っても、致死率が最も低いパンデミックである。予測外の展開でパンデミックが広がらない限り、新型コロナウイルスがもたらす健康被害や死亡率は過去のパンデミックと比べて低いだろう。”

 

”コロナ危機によって私たちの失敗があらわになり、断層の存在も明らかになった。私たちは否応なく、失敗したアイデア、制度、手続きやルールを、現在やこれからのニーズに合わせて早急に刷新しなければならない。これが、グレート・リセットの大原則だ。”

 

”世界各地で「よりよい未来」を求める運動や、GDPの成長よりも人類全体の健やかな生活を優先させる経済システムへの移行を求める声が高まっているのである。”

      「グレート・リセットクラウス・シュワブ、ティエリ・マルレ著 2020年

グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界 | クラウス・シュワブ, ティエリ・マルレ, ナショナル ジオグラフィック, 藤田 正美, チャールズ 清水, 安納 令奈 |本 | 通販 | Amazon

 

 

この本に興味を持ったのは、たまたま見たアマゾンのレビューがきっかけだけど、

 

グローバルに見て、過去の感染症よりも低い健康被害と致死率という予測が、

 

はやい段階で出ているにもかかわらず、これだけ大騒ぎしている理由はなにか?

 

グレート・リセット、つまり経済・社会システムをリセットし、

 

環境、人を重視する経済システムに移行させるためにしていると思ったら、

 

納得できた。経済活動を止めることも目的の一つだろう。

 

今まで通りの日常は、もう戻ってこない可能性が高い。

 

これについていい悪いは、人それぞれ感じるところだけど、

 

わたしとしては、今の経済システムは、環境破壊の影響のほうが大きと感じているし、

 

経済成長というお金の幻想が増えることと、幸せとは関係しなくなってきている。

 

社会・経済システムは絶対的なものではなく、

 

生きる人々がつくり、更新していくものだ。

 

これからも、いろいろな常識や社会・経済システムも変化していくだろう。

 

昔はよかったなどとは言っていられない。

 

変化する社会に対応するためには、柔軟な思考が必要だ。

 

あなたはどうだろうか?

 

 

ありがとうございました。

 

ではでは~