価値あるものは自分で決める!
こんにちは!
チエノワです。
わたし、美術館とかかなり好きなほうで、ちょくちょく行くんですよね。
基本、近場なんですけど、その中でも規模内容ともに一番だったのは、
なんと言っても 大塚国際美術館ですね。
知っていると思うんですが、ここの作品はすべてオリジナルではなく、複製品です。
まぁ正直なところ、本物見たことない作品のほうが多いので、
確認のしようがないんですよね、絵が本物かどうかなんて。
ではでは、本物ではないものには、すべて価値がないのか?
今回は、価値について考えてみたいと思います。
思考実験:芸術の価値・1 ~本物と偽物~
17世紀の名高い水彩画家のシコウジーの作品は、どれも高額で取引されていた。
この「日常の空」という作品もその一つで、推定3億円の価値があると言われている。
しかしある日「日常の空」は、シコウジーではなく彼の友人であった売れない画家の作品であることがわかりました。
その事実がはっきりしたとき、美術館から「日常の空」は外され、
その価値は急落しました。
絵画に変化が起こったわけでもなく、確かに「日常の空」という絵は人々を感動させ、楽しませてきました。
それなのに、なぜ「日常の空」の価値は大きく下がってしまったのでしょうか?
「発想力を鍛える33の思考実験」北村涼子著 2018年
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本物と偽物の判断ってどうやっていますか?
絵だと分かりづらいので、たとえばの話で、
ブランドバッグで話をすすめていきますね。
ブランドものなど見ただけでわかるわ?って人もいるかもしれませんね。
しかしたいていは、
わたしたち一般人では本物かどうかわからないものも多いはず。
なので・・・、
ブランドものでは鑑定士や、宝石などは鑑定書など、
本物ですよというお墨付きが付きますよね。
ほかの誰か、あるいは会社などの信用(社会的評価)でもって判断する
ことになるんですよね。
ブランドなどはその価格(社会的評価)がその価値を決めていますよね。
値段が高いからいいもの使っているとか、安いのは品質が落ちるだろうとかね。
高いから価値があるっていうのも、
ほかの誰かが決めた物差し(社会的評価)に過ぎず、
高いものが自分にとって価値あるものかはわからないはず!
価格や社会的評価ではなく、自分にとっての価値あるものは自分で決めたいですよね。
自分にとって価値あるものは何でしょうか?
ちょっと考えてみてくださいね。
ありがとうございました。
ではでは~