何を信じるかは、自分で決める!
こんにちは!
チエノワです。
いきなりだけど、
真実とは何でしょうか?
言葉の意味としては、うそでないこと。偽りでないこと。
なんだけども、
大手メディアや、権威のある団体が言うことが真実で、
ネットなどの個人や、
所属団体を通さない個人の発信するものは、
デマやフェイクと決めつける!
どっちがフェイクで、どっちがデマなんだろうか?
考えるきっかけになる本のご紹介です!
「洞窟」とテレビ
だからあくまでこれは僕の解釈なんだけど、プラトンの囚人たちは生まれた時から洞窟に縛られて、炎に照らされて壁に映し出された物事の影を見ていたよね。そして僕たちは生まれたときから、テレビの受像機に映った映像を見て育ってきた。考えてみれば、テレビに映し出された映像というのも、どこからか送られてきた物事の「影」だ。
しかも僕たちは、プラトンの囚人たちが物事の影を物事そのものだと思っていたのと同じように、テレビの映像は真実を映していると信じている。僕たちは映像を通して世界中の街や人を見ているけど、実際にはテレビの受像機の前に座っているだけで、実物を見たことがない場合がほとんどだ。本当はその国の様子を知らないのに、映像はありのままを映していると思っている。それはまさに洞窟の囚人たちと同じだよね。
「自分と未来の作り方」石田英敬著 2010年
自分と未来のつくり方――情報産業社会を生きる (岩波ジュニア新書) | 石田 英敬 |本 | 通販 | Amazon
物事には、必ず二面性がある。
表や裏、正義や悪、メリットデメリットなどのようにね。
どちらか一方の意見のみでは、中立にはならない。
テレビなどの無料メディアは、一方の正義のみを伝える。
メリットしか伝えない!とかあるよね。
一方だけが正しいとか、メリットしかないとかいうことはありえない!
そう考えると、
正義や悪、メリットデメリットも、どっちを信じるのか?
という結論に行き着く。
自分にとっての正義、自分にとってのメリットというふうにね。
メディアの情報を一方的に信じてしまうと、
自分にとって、デメリットの場合もあるのだ!
メディアの情報が、嘘なはずない!?本当にそう思う?
すべてがでたらめだとは、もちろん言わない。
重要なことをあえて言わない、ということはあるよねという話。
なんでそんなことが起こるのかというと、
お金の流れを見ればわかる。
視聴者は、無料のテレビにはお金を払っていない。
お金を払っているのは、誰かというとスポンサーだ。
だから、スポンサーの不利になるような情報は、
あえて伝えないということが、起こっても不思議じゃない!
自分に当てはめて考えてみたら、納得できるんじゃないかな。
メディアの言うことが真実で、反対の見解はデマだと決めつけず、
両方を参考に、自分で考えて決めたいものだ。
自分の考えが、少数派であってもね!
ありがとうございました。
ではでは~